【中医協】院内がん登録など充実へ「評価」を検討(医療介護CBニュース)

懸賞 2010年 01月 19日 懸賞

 中央社会保険医療協議会(中医協、会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)が1月15日の総会で取りまとめた来年度の「診療報酬改定に係る検討状況について(現時点の骨子)」では、がん医療の推進について、がん診療連携拠点病院での院内がん登録のさらなる充実などに向け、「一層の評価を行うことを検討する」としている。こうした方向性に委員らから異論はなく、今後、議論を進めることになった。評価の方法について厚生労働省では、「がん診療連携拠点病院加算」を見直すことでの対応をイメージしているという。

 中医協がこの日に取りまとめた骨子では、がん医療について、「がん診療連携拠点病院におけるキャンサーボードの開催、院内がん登録の更なる充実も含めて、一層の評価を行うことを検討する」としている。

 意見交換では、支払側の小林剛委員(全国健康保険協会理事長)が、がん対策への国民の関心は高く、がんは克服が急がれる分野だと指摘し、「評価していくべきだろう」との考えを示した。ただ、白川修二委員(健康保険組合連合会常務理事)は、骨子について「文章はこれでよい」と述べる一方、キャンサーボードの効果や院内がん登録を推進する上での課題については「私どもはよく理解していない」とし、資料の提出を求めた。
 厚労省側は「院内がん登録も、おそらくキャンサーボードについても、効果については論文も含めた評価がなされていると思う」と説明、今後、資料を提出するとした。

 骨子ではこのほか、がん医療の推進について、がん診療連携拠点病院を中心とした地域の医療機関の連携により、がん患者が身近な環境で質の高い医療を受けられる体制の評価や、がんの疾患特性に配慮したリハビリテーション料の新設などを行う方針を盛り込んだ。
 また、▽外来化学療法加算の評価の引き上げ▽質を担保した上で、老人保健施設入所者に対する抗悪性腫瘍剤の注射の算定を可能にする▽放射線治療病室のさらなる評価-などの方向性も打ち出している。

【キャンサーボード】
 手術、放射線療法および化学療法に携わる専門的な知識および技能を有する医師、その他の専門を異にする医師などによるがん患者の症状、状態および治療方針などを意見交換・共有・検討・確認などするためのカンファレンス(厚労省ホームページの「がん診療連携拠点病院の整備について」より)


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by 5icvrmwocb | 2010-01-19 14:53

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